ハプニングバーでのショーモデル

初め話を聞いた時には、こんなに続くとは思いませんでしたが、ハプニングバーでのSMショーで、7~9回くらいMモデルをしました。

ハプバーには、当時も今でも、馴染みだったSMスナックのママが変わるということで、新しいママ(代理?)さんが周りの店に挨拶をしに行った時に、お供で行った位で、あとはまったく行ったことありませんでした。 なので、ハプバーはどんなところかと、かなりドキドキでした。

そのお店は、外の外観からは想像できませんでしたが、お洒落な店内で、10人位座れるカウンター席とソファ席が2つの、10~13畳位の広さでした。 玄関で靴を脱ぐのと、普通の店より店内の何も置いてない床の部分が多いのと、更衣室とロッカー、キングサイズのベットの部屋に、狭い銭湯なみの浴槽の風呂があるというのが、ハプバーならではでした。
中でも一番凄いと思ったのは、4人くらいでも楽に入れそう風呂桶でした。ラブホでも、あれだけ大きなのってないですから。

飲みに来ていた人達は、一部を除けば、20~30代のカップルやグループが多くて、あまりマニアックな感じの人って居ませんでした。 男の人も普通に今風の格好な人で、女性の方も綺麗でスタイルのいい方が多かったです。
なかにはSSのカップルな人や、SなのかMなのか分かりませんがSMに興味あるんですって積極的に質問やプレイに参加してくれた、ちょっと幼げな感じの可愛い女性や、アナルセックス経験者なんだけど、どうしたらアナルセックスで気持ち良くなれるかという質問をされる女性、Sの方のお友達のS女性など、たまにSMな人も居ましたが、基本的にはSMじゃない人が多かったみたいです。

SSのカップルの人は、何回かショーの時に遊びに来てくれていて、仲良くなって色々な意味でお二人には可愛がってもらいました。女性の人は可愛らしい感じで、男性の方は年齢不祥なジェロニモって感じの大きくてごつい感じの人でした。
何故か、アナルをペニバンで犯されるっていう時に、その彼氏が、ワセリンをアナルに指で塗ってくれました。やっぱりそっちの趣味もあったのかな?でも、こうゆうSの人で、楽しそうにしてくれる人が来ている時は、苛められていても集中出来て良かったです。

で、肝心のショーですが、ショーと言っても、ステージではなく(というかステージがありませんでした)、ハプニングバーのお客さん達が普通のお酒を飲んでいるスペースでのプレイでした。 プレイできる場所は広くもないし、すぐ近くにお客さんは居るし、S役の方も大変だったと思います。私も目茶恥ずかしかったですけれど。
恥ずかしいのと同時に、果たして見ている人が楽しいのかっていうのが、いつも疑問でした。 男が苛められてるのを見て楽しいかというのが一つで、もう一つは何回かしている途中からですが、毎回自分たちでいいのかと。 一番最初の時は、プレイにあまり制限なかったんですが、二回目から、あれはダメ、これはダメと店側からプレイに関しての制限事項が通達され、出来るプレイも制限されてしまいましたし。
相手のSの人も、店には他にショー出来る人を探してよと話をしていたそうですが、なかなか新しい人が見つからなかったのか、探してなかったのか分かりませんが、なんだかんだで1年近くやってました。

最初のショーの時は、フルフルでのプレイでした。 最初はビキニのパンツを履いていたのですが、直ぐに脱がされて全裸にさせられました。 縛り、吊り、金蹴り、蝋燭、聖水、針、強制オナニー(射精はなし)、アナルバイブ&ペニバンなど、てんこ盛りでした。 ショーなんで、30~1時間分位かなって言う話だったんですが、途中、若干の休みはありましたが、5~6時間くらい全裸のまま店の中で責められてました。 普段も5~6時間というプレイはありますが、他の人に、しかもSMの人じゃない人に見られながらというのは、結構精神的に辛いですねえ。基本的に興奮というよりも緊張しっぱなしでしたから。

それでも、立ちバックで、ペニバンでアナルを犯されている時に、「おーすげー」って、みんなに覗き込まれたり、遊びに来ている女性達も鞭で打ったりしてくれて、その時にはやっぱり萌えましたけど。 逆に、聖水プレイで掛けられた後、床に引いたブルーシートにたまった聖水を吸って飲まされている時は、本当に情けなくて、何をしているんだろうって思いました。まったく興奮してませんでしたから。
でも後で思い出すと興奮するのは、マゾだなって実感させられます。その前に命令されて飲むのが普通じゃないないんでしょうけど(笑)

2回目のショーからは、蝋燭、聖水、浣腸(これはもともとしてませんでしたが)は、店からの通達により禁止になりました。
浣腸とか聖水は、なくても支障はなかったですけど、蝋燭って、一般の人がイメージするSMの中では、メジャーでしょうし、分かりやすいし、素人の人に参加してもらいやすいから、禁止されたのは結構辛かったとSの人が言ってました。
確かに最初の時のショーでは、お客さんに垂らされた蝋燭で、体の前も後ろも覆い尽くされてましたから。 2、3人に、容赦なく、連続で垂らされるので、辛かったですけど、結構笑いながら楽しそうに垂らされていたので、後で思い出しては私も興奮してました。 垂らされている時はいっぱいいっぱいでしたけどね(笑)。

2回目からは、縛り、鞭、針、打撃(おなかに蹴りとかパンチ)、アナルバイブ&ペニバンをメインにして、鞭と打撃でお客さんが参加してみたいな感じで進めてました。
やっぱりその日その日のノリって違って、結構興味あって見てくれたり、参加したり、話しかけてくれる時って、鞭とか回数が多くて辛いし、プレイ時間も長くなりますが、満足感もありました。 逆に来ている人が無反応だと、プレイ時間は短くても感覚的に長かったです。
まあ、私よりもSの人の方が辛かったと思いますけど。 最初のうちは、あまりしゃべらず、苛められて悲鳴をあげるくらいだったんですけど、途中からプレイのネタがつきたというか、結構言葉責めが増えてきまして、どう答えれば受けるかというやらしい気持ちを持つようになってしまい、違った緊張感が出てきてしまいました(笑)。
気持ち的には、ほとんどど芸人が舞台に出て、今日は笑いを取れるかなっていうみたいな緊張感で、そうなるとマゾ的な興奮は、今まで以上に感じなくなりました。 見に来ている人が喜んでくれたり、笑っていると、満足感はありましたけど。

変わったプレイでは、女装してとか、お客さん引くかも知れないけど、強制ホモプレイをしようと、Sの人が相手役の男性をネットで探してきたんですけど、かなり年配の人でした。 お店の中で、縛られて、その人にフェラされました。
男性は正直引いていたような気がしますが、まあ女性は見てくれていたようでした。 で、その人はフェラされるのは嫌だということで、私だけフェラされました。まあ、正直ちょっとフェラしたくなかったので、良かったかなと。
で、その後、遊びに来ている女性達にも鞭とか踏みつけとかで遊んでもらえたのですが、その年配の人には、ちょっと大丈夫かなみたいな感じでしていました(笑)。
そのM男性は、電車の時間がって、終わってからすぐ帰って行かれたのですが、本人的には大満足だったみたいで、また是非呼んでくださいって言ってSの人に別れを告げて帰ったそうですが、Sの人、Mにまで気を使っていつも以上に疲れたって、再びその人と会うことはありませんでした。

これは終わりの方なんですが、ショーが始まって、普段通りまず縛りと吊りをしていたんですが、吊った後に回していた時に縄が締まったのか、両手が麻痺してしまったことがありました。
吊られている時間もそんなに長くなかったし、猛烈に痛かった訳ではなく(でも、やっぱり辛いことは辛くて、嫌な感じの汗はかいてました)、で、解いてもらったら両手ともまったく握力が無くなってました。

途中気がついたお店の女の人は、凄く心配してくれたんですが、Sの人は大丈夫だからとプレイを最後まで続けました。 なんとかショーは終了して、帰るときにも大丈夫だからってSの人には言われて別れました。
この時のことは、また別のページで詳しく書きますが、麻痺に関しては回復しました。

そして、その次のショーの時は、仕事でどうしても都合が付かなかったので、Sの方はネットで募集をして、応募してきた人とショーをしたそうです。
で、そのショーの日の夜中、Sの人から電話がありました。 電話の内容は、また前回と同じように、Mの人の手が麻痺してしまったそうです。 それで前回麻痺した手の方どうだったか、どんな感じだったのと聞いてたんです。
その時点では回復してましたから、回復までの経緯を話ましたけど、私が麻痺した時に大丈夫って言っていたのは、分かっていて言っていたわけじゃないんだなって、分かってしまいました。

怪我とか結果的にしてしまうのは、しかたないと思います。身体に良くないことをしているのですから、怪我をさせようとしなくてもSMプレイでは怪我することもあると思います。 ただ、やっぱりその後の気持ちって大事じゃないかと。元々愛情はなかったですけど、情はありましたけど、それもなくなると、やっぱり無理ですよね、プレイは。

その方、元々鬱を持っていて、今回の怪我の件もあって、他のM男性となら、もうショーやらないと言われて、それで2回ほど結局やりましたけど。辛かったですねえ。
年があけて、やっと新しい人を店が探してきてくれたので、それでやっとお役ご免となりました。

当時はストリップとかイベントのショーモデルも別でしていて、もういいやと思いましたけど、時間があくと、またやってみたいなと思う今日この頃です(笑)。